再就職の道のりは遠く

40歳を目前にしていた時です。勤めていた会社の経営が難しくなり退職しました。それまではクリエイティブな職種についていたため、年齢が気になりましたががむしゃらに就活しようと思いました。先ずはハローワークに登録し、活動を始めました。ところがやはり気にしていた通り年齢がネックらしいのです。

 

履歴書を送ることさえ難しい状況でした。窓口の担当者から面接までこぎつけるよう配慮してもらうのですが、ことごとく断られます。ハローワークだけでは不安でした。自分でも新聞、専門誌とあたり、履歴書を送りました。その中から何社かの面接まではこぎつけるのですが、すぐに書類は返送されました。

 

何度も何度も繰り返しました。
ここまできたのに1社たりともまとまらないことに、焦りを感じていました。諦めるわけにはいきませんでした。活動を続けました。

 

21社目の面接にこぎつけました。面接での感触はとてもよかったのです。採用が決まったかのようでした。ところが数日後に書類が返送されてきました。あれほどうまくいっていたのにと、とても悔しかったです。

 

もう、しばらくは止めておいた方がいいのかもしれないと、思うようにもなりました。

 

そんな時です。返送されてきた会社の人事部長から直接連絡がはいりました。
手違いがあったため、来てほしいと言うのです。どんな手違いかはどうでもよかったです。とにかく採用されることが重要でした。

 

再び会社へ出向き人事担当者に会いました。正式に採用したいとのことです。天にも昇る気持ちと言うのはこういうことなのですね。21社目にしてようやく就職が決まったのです。1月以上の活動でした。諦めようか、どうしようかとウロウロと途方もなく歩いていたことを思いだしました。

 

やっとここまでたどり着いたと思いました。


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