スマホアプリでも存在感!!ネット業界を引っ張るサイバーの年収は?
アメーバを運営していることでもお馴染みのサイバーエージェント。日本で一番の規模のあるブログサービスを提供していて、アメーバの会員数は2000万人を突破。安定した運営を続けるサイバーエージェントの平均年収について調べてみました。
サイバーエージェントの平均年収とは
浮き沈みの激しいインターネット業界の中でも安定した年収を起こるサイバーエージェント。サイバーエージェント自体の売り上げは毎年のように増収を繰り返していて、平成17年の432億円から平成25年には1600億円を超えるまでに成長しました。
しかし、年収に目を向けてみると、決して右肩上がりというわけではありません。平成23年には平均年収が697万円まで上昇しましたが、平成25年には665万円の平均年収に落ち着いています。
新入社員の増加や転職者の増加などが理由と考えられるため、売上に直結した年収にはなっていません。ただ、純利益も順調に右肩上がりで伸ばしているため、それに比例し、勤続年数が長い人ほど年収がアップする傾向はあるといえるでしょう。
職種別で年収が高いのは?
職種別にみていくと、平均年収が最も多いのが営業職、次いでシステム事業、その次にマーケティング事業となっています。サイバーエージェントの年収では2人に1人が700万円から1000万円の間の年収となっていて、その割合は、実に56%。
この数値からも高収入を得られる会社ということがわかりますね。ちなみに平均年齢は30.3歳で平均勤続年数は3.6年となっています。非常に若い会社で今後平均年齢が上がるとともに、平均年収も上がっていくと思われます。
サイバーエージェントはアメーバの広告収入に頼りがちと思われていますが、実際は多分野での収益を上げている会社なので今後、大幅な人員削除やコストカットというのは生まれにくいのではないでしょうか。
サイバーエージェントの収入減とは
サイバーエージェントの主な収入源は広告。売り上げの半分以上を占めています。しかしこれはアメーバに頼った利益ではありません。むしろアメーバ事業の収益は全体の5分の1程度となっていて、そこまで大きい割合ではありません。
近年では、ゲーム事業とメディア事業に力を入れていて、その割合が大きくなってきています。子会社を多く持っていて、スマホのアプリ、ファッション系、ソーシャル系、コミニティーサイトなどの運営を行っています。最近では「755」などのアプリも登場していて、専門の事業や子会社は設立し、利益を増幅している会社です。
サイバーエージェントが求めている人材とは
サイバーエージェントでの就職を考えている方は、やはり新卒者ではない限りインターネットの広告事業やゲーム事業に携わった経験がある方が重宝されます。特にサイバーエージェントの柱となっているゲーム事業(アプリ含む)、アメーバ事業、インターネット広告事業、ソーシャルメディア事業に詳しい方には魅力的な会社といえます。
今後、柱として考えている事業の一つに動画サービスがあります。ライブによるストリーミング放送や複数の動画などを随時提供し、リリースしていくとのことなので、動画の知識や制作に詳しい方も今後重宝されていくことになるでしょう。
以上、サイバーエージェントの平均年収と事業展開についてご紹介してきました。安定した売り上げを誇り、移り変わりの激しい業界ながら常に進歩を続け、増収増益の企業となっていますので、引き続き、将来性のある会社と言えます。
新しいアイディアを生み出し、新規事業に参入することも多々あるので、新しいアイディアをどんどん取り入れていきたいという人にも、人気の企業といえるのではないでしょうか。