私は強運で恵まれていた

私は20代前半の頃、フリーターでした。なぜ無職だったと書かないかと申しますと、派遣に登録したり、単発のアルバイトに励んだり、しっかりとした就業意欲が有りました。お金を求めていたのです。やる気も漲っていました。ある程度に小遣いも巡っていましたし、納税も果たしていました。そしてきちんと、その後に転機はやって来るのです。

 

絵に書いたようなサクセスストーリーでした。私は強運だったとも思います。神様が見ていてくれたとも考えられます。今思うと、上手く行き過ぎなのです。順を追って書いてみます。何しろ大きなブランクが無かったので、良かったようです。

 

最後の一番の勝因は、そこだった感じも有ります。まず、私は派遣で数か月働きました。簡単な仕事でした。そこで知り合った中年のお兄さんに好まれ、紹介を受けて、他の短期バイトの面接を受けました。

 

そこで、ブランクを作らずに繋いだ事がミラクルでした。私は、その短期バイトを年末に終えて、次の行き先が決まっていませんでした。それは或る年の年越しシーズンのことでした。結局は、フリーペーパーで見つけた某面接に合格し、その会社の5日間研修を受けることになります。聞いた話では、その研修で辞める人間は70%程との噂でした。

 

面接で聞いた話です。私には、その会社が適していたようです。研修期間、教育の人間からうるさいことを沢山言われましたが、難なくこなしました。まさに、適当にすり抜けたという感じです。そのまま現場に入ると、先輩が温かく迎えてくれました。なんとなく、私が入社したタイミングがベストだったように思えます。私は先輩に恵まれましたが、やがて時間の経過で、メンバーが入れ替わって行きます。人事異動が激しい職場でした。私は、図太く生き残りました。そのまま私は、結局は古株になってしまいました。


このページの先頭へ戻る